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よくある質問

三亜のホテルのご案内

三亜(中国) の天気(気候)&旅行シーズン

三亜(スァンヤ)は、中国南部に浮かぶ海南島の最南端にある都市です。ハワイとほとんど同じ、北緯18°付近に位置しています。熱帯気候に属しており、1年を通して気温が高く、四季らしい四季はありません。

三亜のベストシーズンは、11月~3月頃までです。特に春節の時期には、中国各地から訪問者が殺到する傾向にあります。混雑を避けたいのであれば、春節の時期は避けたほうが無難でしょう。

5月~10月は雨季にあたり、高温多湿の日が続きます。特に9月から10月にかけては降水量が多いですが、日本の梅雨のように四六時中雨が降り続けることはほとんどないようです。最も気温が高いのは6月で、平均気温が30℃以上になります。11月~3月までは最低気温が20℃程度、最高気温は22℃~26℃程度となり、非常に過ごしやすいです。

日本と比較して穏やかな気温の日が多いため、三亜を訪れる際の服装はTシャツやハーフパンツなどが中心となるでしょう。ただし、紫外線は強い傾向にあるので、日焼け止めなどの紫外線対策を用意しておくことをおすすめします。

三亜(中国)の空港

三亜には、海南(ハイナン)省南部で最も大きいとされる三亜鳳凰(スァンヤ フェンファン)国際空港があります。こちらは1994年に開港した空港で、市中心部から北西約11kmの天涯(ティエンヤー)区羊欄村に位置しています。現在は、154の国内線と47の国際線、計201路線が運航しており、合計110都市と結ばれています。三亜鳳凰国際空港は、周囲を海に囲まれた美しい環境にあります。レストランやショップなどは主に国内線ターミナルに出店しており、現地の味覚を味わったり、土産品を購入したりできます。

空港から市中心部までは、公共バス・リムジンバス・タクシーを使ってアクセスすることができます。公共バスを利用する場合、8号線または27号線に乗車します。市中心部までの所要時間はおおむね1時間程度と見ておくとよいでしょう。料金は下車する場所にもよりますが、8号線では5元(約75円)、27号線では2元(約30円)~10元(約150円)です。リムジンバスは、市中心部を通って大東海に向う1号線と、そこからさらに東の亜龍湾に向かう2号線があります。1号線の場合、大東海までの所要時間は約50分、運賃は15元(約225円)です。2号線の場合は、亜龍湾まで約60分・運賃25元(約375円)となります。どちらも満席になると出発するシステムです。三亜のタクシーは、初乗り料金が2kmまで8元(約120円)で、以降500mごとに2元(約30円)が加算される仕組みとなっています。市中心部までの料金は、40元(約600円)~60元(約900円)程度でしょう。

三亜(中国)の交通

三亜市を観光するなら、公共バスかタクシーでの移動となるでしょう。日本の運賃よりもかなり安い値段で利用することができます。

市内の公共バスは、全部で5路線が運行しています。運賃は2元(約30円)からで、バス前方の扉から乗車した際に支払う仕組みです。

タクシー料金は基本、初乗り2kmまで8元(120円)で、以降500mごとに2元(30円)加算されます。しかし、春節や国慶節などの観光シーズンには値上がりする傾向にあり、ときには初乗り料金が10元(150円)になることもあります。タクシーは日本同様にタクシー乗り場や路肩で拾うことができます。タクシーを利用する際は、ぼったくりに遭うリスクがあるため「白タク」と呼ばれる個人タクシーに注意しましょう。青い車体のタクシーが公認のものなので、そちらを利用するのがおすすめです。念のため、乗車時に値段をチェックしておきましょう。

三亜(中国)へのアクセス

東京から三亜までは、羽田・成田の両空港から移動できます。羽田からは吉祥航空・中国南方航空・中国南方航空などが、成田からは吉祥航空・香港航空・深セン航空・中国南方航空といった航空会社が就航しています。所要時間は8時間55分から長くとも28時間25分。航空券は往復で26,560円〜となっています。

大阪の関西国際空港から三亜までは、中国南方航空・吉祥航空・深セン航空・香港航空などが就航しています。所要時間は6時間45分~10時間程度で、航空券は往復で27,180円~です。

東京・大阪から出発した場合、広州の白雲国際空港や、深センの宝安国際空港、上海の浦東国際空港、瀋陽の桃仙国際空港などを経由します。直行便はありません。中にはバゲッジスルーができない経由地もありますので、事前に確認しておきましょう。

三亜(中国)の物価

通貨単位は「人民元(CNY)」で、1人民元=15.22円(2020年3月現在)です。

基本的に三亜の物価は日本よりも低く、お買い物やお食事など安価で楽しめます。例えば500mlのミネラルウォーターは、およそ4元(約60円)で購入できます。ランチも比較的安く、500円以下で地元の料理を味わえるレストランが多数あります。ただ、観光スポット周辺における物価は高くなる傾向にあります。

ツアー料金はシーズンによっても異なりますが、3泊4日の人気ツアーの平均価格は50,257円となっています。安価なツアーでは空港への送迎や食事も含めて、4万円台で同じく3泊4日できるプランなどがあります。

また、チップの文化自体はありませんが、海外からの観光客が多いため、渡しても特に問題はありません。

三亜(中国)のホテルの相場

三亜におけるホテルの宿泊料の相場は、おおむね1部屋1泊19,246円~19,733円となっています。3つ星以下の安価なホテルなどでは、宿泊料が2000円程度になることも珍しくはありませんが、部屋やサービスの質はあまり期待できないかもしれません。

ベストシーズンとされる11月~3月は、宿泊料が高騰する傾向にあります。例えば、11月から12月にかけての相場は、おおむね1部屋1泊31,523円~38,264円となっています。

人気のビーチ「大東海」に位置する、吉陽区におけるホテルの相場は、おおむね1部屋1泊1,030円~57,810円です。三亜湾を望むリゾートエリアの天涯区では1部屋1泊1,691円~64,734円程度。崖州湾に面した崖州区の場合は、1部屋1泊7,520円~20,319円程度が相場となります。

ホテルランクごとの相場

ホテルランク相場
5つ星4,192円~6,420円
4つ星3,040円~3,719円
3つ星1,919円~2,789円
2つ星1,343円~3,055円

三亜(中国)のホテル事情

三亜(中国)の治安は?

三亜は、中国内の他の都市と比較すると、治安はよいほうだとされています。ただ、日本ほど高水準ではなく、スリや置き引きには注意が必要です。特にビーチや繁華街では、軽犯罪が多くなる傾向にあります。貴重品は肌身離さず持っておきましょう。また、ときには観光客を騙し、いわゆるぼったくりを試みるツアー事業者なども存在しているので注意が必要です。

三亜(中国)の通信環境は?

中国では、インターネットに対する検閲行為を政府が実施しています。日本で広く使用されているGoogleやYahoo!といった検索エンジンや、LINEなどのメッセージアプリは規制の対象となっており、基本的には利用できません。ただし「VPN」と呼ばれる通信手段を用いることで、それらのサービスが利用可能になります。専用アプリの「ネコVPN」といったものや、VPN付きのWi-Fiルーターを日本でレンタルすることができます。なお、現地にはインターネットカフェやフリーWi-Fiなどもありますが、規制対象となるサービスは利用できないと考えておいたほうがよいでしょう。

日本人におすすめホテル

おすすめ高級ホテル

三亜でおすすめの高級ホテルをご紹介します。

市中心部から約13km離れたところにある「MGM グランド 三亜」では、喧騒から離れてコバルトブルーの海を一望できます。10種類のスタイルのレストランとバーを備えるほか、陸上サーフィン施設などエンターテインメントも充実しています。空港シャトルバスが利用できます。

「アトランティス 三亜」は、市中心部より27.3kmの場所に位置する高層ホテルです。テーマパークにも見えるこのホテルは、巨大なウォータースライダーがある遊泳施設や水族館などを備えています。多種多様なレストランや宿泊部屋は、あらゆる旅行者の要望に対応できるでしょう。空港シャトルバスを無料で利用できます。

三亜の中心地と空港の中間地点に位置する「ジンハイ ホテル&リゾート」は、ファミリー向けの高級ホテルです。子供向けスペースやプールなどがあり、退屈することがなさそうです。市中心部までも約7kmと比較的近いので、市街へ出かけるのには便利な立地です。

おすすめ格安ホテル

三亜には、1泊1000円前後で宿泊できる格安ホテルもあります。

市中心部から程近い「ユニバース トラベラー インターネーション ユース ホステル」は、コスパに優れた2つ星ホテルです。通常の個室に加え、相部屋も選べます。送迎サービスが利用できるため容易にアクセスできます。

「バタフライ ブティック イン」は、市中心部まで徒歩圏内の好立地にあります。家庭的な雰囲気の客室が特徴で、ファミリーでの利用にもおすすめです。三亜駅からも7km以内とそこまで離れていないので、タクシーなどでアクセスするのが便利です。

「リュートゥオバン シンジョー ユース ホステル」は、部屋によっては1泊数百円で宿泊できる破格のホテルです。市中心部へのアクセスも悪くなく、観光の拠点として利用できます。空港から片道送迎があるのも嬉しいポイントです。

三亜(中国)の観光情報グルメ

三亜(中国)のおすすめ観光スポット

崖州区にある「南山寺」は、美しい庭園を有する仏教寺院施設です。熱帯植物の茂る庭園は、日本の寺院で見られる庭園とは一風変わった魅力があります。中心街からは40kmほど離れており、タクシーまたはバスでアクセスできます。

「亜龍湾」は、高級ホテルが立ち並ぶリゾート区。中国で最も美しい海湾の一つとされ、約8kmのビーチを満喫することができます。また、熱帯の情緒が感じられる蝴蝶谷や貝殻館といった観光スポットも区内にあります。

「三亜千古情景区」は、海南島に住む少数民族・リー族の歴史的な建造物が再現された大型観光施設です。民族のパフォーマンスを観賞できるステージなどもあります。市街地から比較的近く、タクシーまたはバスでアクセスできます。

「鹿回头公园」は、三亜市街を一望できる高台にある公園です。中心街から南西約4kmの場所にあり、入り口から公園の頂までは徒歩約15分です。

三亜湾の南東にある人工島「鳳凰島」も三亜の人気スポット。小さい島に大型高層ホテルが5棟立ち並び、独特な景観を生み出しています。海南島とは橋でつながっているので、タクシーなどでアクセス可能です。

三亜(中国)の人気グルメ

三亜の人気グルメといえば、「雅亮老鼠猪」「アワビ」「海鮮鍋」などが有名です。

「雅亮老鼠猪」とは子豚を使った料理で、肉だけでなく骨や皮まで柔らかいのが特徴です。子豚のおいしい部分を余すことなくいただけます。

日本では高級食材の代名詞である「アワビ」ですが、南海で採れた野生産のアワビは、特大のものだと1個100~150gほどにもなります。栄養価が高く、地元では珍味とされているようです。

三亜を訪れたなら、地元の海産物をふんだんに使った「海鮮鍋」もぜひ食べておきたい逸品。ニンニクやショウガが効いた栄養たっぷりの料理です。三亜市内には数々のグルメスポットがあるので、ぜひお試しください。

※上記情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。また、記載した金額は変動する可能性がありますので、目安としてご参考ください。

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